鴨川の酔っ払いが最高に面白かった話
書いてたら京都の思い出がわんさか出てきてしまって。
あ、というかどうしてこんなに京都の話をしているのかと言うと ちょい前に2週間ほど京都に滞在していた為です
ほぼ一人暮らしみたいなもんでした
ここから本題です
励ましていただいた人が「暇なら遊ぼう!鴨川行こう!ちょうど今七夕だし」ということで鴨川に出かけた訳であります
七夕のイベントということで(?)鴨川で灯篭みたいなイルミネーション的な事をやっていたのでそこに行ったらまあ、かなりのカップルカップル鴨川等間隔。
気にせず灯篭みたいなのを囲んで色々相談乗ったり野蛮な話をしたりしていたら ちょっと離れた女の子二人組みが写真を撮ったところ、間違えてフラッシュをたいてしまいました まあ良くあることです なんせスマホのカメラって夜、フラッシュがオートモードとかになって 勝手に光ったりするもんですから。
すると私達の真後ろに酒を飲みながら灯篭眺めてる酔っ払いがいたわけです
まあなんかブツブツ言ってんなあとか思ってたんですが フラッシュたかれた途端、叫びだしました
懐中電灯で光を当てられたと勘違いしたんですね。
「おいコラ!!!人に光当てんなっての!!!!ああ?!?! いいか!俺も持ってんだぞ!!!」と自分の懐中電灯を女の子二人組みに当てるわけです
しかもその後「親の顔が見てみたいわ!!」と叫ぶもんですから、なんかめちゃくちゃ面白くて。
私達はちょうどその時、フランス革命とかナポレオンとかギロチン台欲しくね?といった会話をしていたのですが
酔っ払いが
「あとなあ、そこのお二人さんにも言っておく。さっきナポレオンがどうとか言ってたなあ! そもそもどうしてフランスがロシアに負けたのか。 それはつまり寒さなんだなあ! だからロシアにはワインがねえんだ。書籍で読んだ。」
とめちゃめちゃ大きい声でドヤ顔で言ってきたわけですよ、しかもめちゃめちゃ大きい声。周りの人達は何事だとこちらを見るわけですよ、ほぼ全員こっち見ててめっちゃ恥ずかしいですよ、
しかもロシア別にワインありますよ、
まあ、もう叫ぶことはないだろうと酔っぱらいを無視して「やはり鉄の処女も欲しい」とか「ギロチンで処刑されても首だけでしばらく生きている」といった話を復活させて話していたら まださっきの酔っ払いが「それから紅茶はどうして出来たのか、それはなあ!!」とまた大きな声話し始めたんです
しかも何かそういう事を話した後に絶対必ず「書籍で読んだ。」と報告してくれるんです。「本を読みなさい。」とまで言ってくるんです。
めちゃめちゃ面白い。
結局、というか当たり前ですが周りにいた何組かのカップルはそそくさと逃げ、酔っぱらいと私達だけが残されました
楽しい七夕を過ごしました。
帰りに短冊書きました
以上です